「相続税はお金持ちだけのもの」と思っていませんか?
国税庁の最新データによれば、相続税の課税割合は 10人に1人(9.9%) まで増えています【国税庁HP(相続税の申告事績)】。さらに、申告漏れや無申告に対する調査も強化され、追徴課税が行われるケースが増えています。
この記事では、相続税初心者の方に向けて、最新の申告・調査の動向などをやさしく解説します。
令和6年12月発表の国税庁資料(相続税申告事績・調査事績)に基づき作成しています。具体的な税額や申告要否は、財産状況やご家族の構成によって異なります。必ず税理士等の専門家にご確認ください。
1. 相続税申告の最新データ
令和5年の被相続人数は 約157万人。そのうち相続税の申告が必要となったのは 15.6万人 で、課税価格の総額は 21兆6千億円、申告税額は 3兆円超でした。
➡ 相続税は「限られた人だけの税金」ではなく、一般家庭にも十分関係のある税金になっています。
2. 申告漏れが多い財産とは
国税庁の調査によると、申告漏れが多い財産は次のとおりです。
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現金・預貯金(タンス預金や名義預金も含む)
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有価証券(株式・投資信託など)
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不動産以外のその他財産
➡ 「少額だから大丈夫」と思った口座や保険でも、調査対象になり追徴課税が発生するケースがあります。
3. 税務調査が強化されるケース
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実地調査件数は 8,556件(前年比104%)
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無申告による追徴税額は 123億円と過去最高
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海外資産に関する調査も強化中(国際的な情報交換を活用)
➡ 「申告しなければ分からない」という考えは通用しません。
4. 今日からできるアクション
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財産のリスト化(預金・不動産・保険など)
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贈与や資産移動の記録を残す
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判断に迷ったら 相続税・贈与税に強い専門家 に相談
➡ 相続税は事前の準備=最大の節税対策になります。









